2018年11月21日

竜王岳、箕ノ裏ヶ岳

日曜日(11/18)は随行で京都の静原あたりの山を歩いてきた。ぽかぽか陽気の一日だった。


※gps を起動するのを忘れて鞍馬から薬王坂までは欠落しています。

集合は叡電の鞍馬駅。9月の台風21号の被害でしばらく電車が止まっていたけれど、最近になってようやく復旧した。鞍馬寺のあたりはまだ整備が整っていないということで、観光客はそれほどではないのではないかと予想したのだけれど、その予想ははずれて電車は大混雑。先日の高雄に続いて、またもや電車に乗れない人が出てしまった。

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前半は京都一周トレイルのコースを逆行する。山道に入る手前で何と桜が咲いていた。

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薬王坂(やっこうさか)のちょっと手前で尾根に入って竜王岳を目指す。

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山頂(500m)から鞍馬寺を眺める。鞍馬寺が望遠できるのはおそらくここだけ。

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薬王坂とは、

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板碑のすぐ下に掘っ立て小屋みたいなものが昔からあって、すでにうち捨てられていると思っていたのだけれど、所有者の方が様子を見に来られていた。

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静原神社のそばで昼食。

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一周トレイルコースからはずれてしばらく集落の中を歩いて、墓地のそばから山道に入る。

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やはり道は荒れている。

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なかなかの急登を這い上がって、箕ノ裏ヶ岳(みのうらがだけ、432.3m) に到着した。来るのはもちろん、名前を聞くのも初めての山。

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展望場所からの岩倉の街並み。

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そして比叡山。

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ほどなく広い道に出た。

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その後、しばらく車道を歩いて、岩倉実相院で解散した。

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私は京都生まれの京都育ちで、高校卒業まで生活していた家はここから直線距離なら 3km くらいの所にある。しかし岩倉実相院というのは名前は昔から知っているものの、行ったことも無いし、どんな所なのかということすら知らなかった。

寺院だということを今日初めて知って門をくぐってみたのだけれど、中に入るのは有料だったので引き返してきた。

岩倉駅に向かう途中に山住神社(石座神社旧地)。

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ここは社殿が無く、裏山の巨石を「磐座(いわくら)」と崇めた古代信仰の遺跡とか。

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岩倉駅から出町柳に向かう電車も大混雑で、どうにかこうにか押し込んで乗らせてもらった。それにしても最近の京都の観光地の混雑ぶりはひどい。
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2018年10月21日

奥明日香逍遥

「奥明日香」とは明日香村の東部の山間部に点在する集落のあたりの総称で、このあたりはこれまでに何度も通過したことがある。いずれもなかなか味のある雰囲気で、いつかのんびりと散策してみたいと思っていた。

にほんの里100選」というのがあるそうで、この奥明日香もそれに選ばれている。ちなみに我が枚方市では穂谷が選ばれている。

明日香村では稲淵(いなぶち)、栢森(かやのもり)、入谷(にゅうだに)の3箇所を奥明日香の売り出しポイントとしているらしい。

私はこれまでに稲淵と栢森は何度か通っているけれど、入谷は行ったことが無い。そこで今回、この入谷と、以前に一度通ってなかなかいい雰囲気だった冬野(とうの)を再訪して、尾曽(おおそ)の威徳院(いとくいん)に立ち寄ってみようと思った。

今回はあまりルートを厳密に考えていないので、gps にルートは入れてきていない。予定している訪問地にもそれほどこだわるつもりは無く、ルート状況で適当にアレンジするつもりだ。



じつは先月、他の講座の下見で稲淵へ行ったばかりなので今回は稲淵は省いて、壷阪山から栢森に向かうことにした。以前に栢森から高取山の猿石のところへ行った時、途中の分岐にキトラ古墳への標識があって、ちょっと興味をそそられた。

地形図を見てみると確かにキトラ古墳のそばにつながっている道があるので、そこを辿って栢森へ行ってみようと思った。

小雨の中、壷阪山駅を9時15分に出発した。

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ルートがはっきりわからないので地図を見ながらそれらしいところから山道に入ったけれど、間も無く道はほとんど不明瞭な状態になってしまった。

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進んでいる方向も行きたい方向よりは南に振れているのでヤブを適当に北に向かったら、何やら工事現場のような場所で池のあるところに出た。そのそばに山に入っている道があったのでそちらに行ってみることにした。

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しかしこの道も結局南東方向に向かって、しかも車道に出そうになってしまった。結局あきらめて引き返して、最初に山道に入ったあたりに戻ってきた。その後、集落の道を注意しながら道なりに進んだけれど、うろうろした挙げ句、キトラ古墳の公園の裏側あたりに来てしまった。

もう山道はあきらめて車道で栢森へ向かうことにした。その前に展望台から大和葛城山(右)と金剛山(左)。

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何だかんだで1時間以上時間を浪費してしまった。ふと足元を見たら・・・。

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大根田の田んぼでは手作業で稲刈りをしていた。

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車道が終わって峠への山道へ入る。

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峠には高取山への道標が。あの標識の道はここに出てくるのかも・・・。

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ちょうど女綱のところで車道に出た。

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車道を進むと農家レストランの「さらら」。天武天皇の皇后だった鸕野讚良皇女(うののさららひめみこーのちの持統天皇)から取った店名に違いない。この道は持統天皇が30回以上行った吉野行幸で通ったと思われる。

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栢森の加夜奈留美命神社(かやなるみのみことじんじゃ)。式内社。

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車道を入谷の方に向かうと展望台への案内版。1.5kmはちょっと遠いなぁと感じたので適当な場所で引き返そうと思った。

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車道を10分ほど歩いて登って、入谷の入り口へ。

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坂を登って、入谷の集落を眺める。

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集落の入り口から10分で展望台に到着した。ここには大仁保神社(おおにほじんじゃ)がある。

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展望台からの眺めは絶景。望遠鏡が設置されている。椅子とテーブルがあったのでおにぎり休憩にした。

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下り始めた時にちょうど12時になって、おそらく12時の合図であろう音楽が集落に流れた。なんかマイナーなメロディで気分が落ちる感じ。これは変えた方がいいんじゃないだろうか。

また元に戻って、車道を北東に進む。少し行ったら「女淵」(めぶち)という標識があって、車道から少し下った所に案内版が見えたので、そこに行ってみた。

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なるほど、皇極天皇はここで雨乞いをしたのか。沢筋を見下ろすと、

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さらに車道を進んでいると道のそばにいたシカが驚いて駆け抜けて行った。

お次は何と道ばたでイノシシが水たまりに口を突っ込んでいた。私もすぐそばまで気が付かなかったので、お互いにびっくりした。もう少し進んだらまたもや道にイノシシが。これは早々に気付いて走り去って行った。

このあたりのイノシシは臆病なのだろうか。シカは襲ってくることはまず無いだろうけれど、イノシシは突進してくることがしばしばあるので結構恐い。いずれも小さかったけれど。

畑の集落への分岐を過ぎて、「男淵」(おぶち)の標識。

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車道をはずれて沢沿いにしばらく進んでみたがどこが男淵なのかわからずに戻ってきて、この近くから沢を見下ろしたところ、ちょっとした滝が目に入った。これが男淵に違い無い。

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さて、冬野に向かう道はこの少し先から左に入るはず。少し行くと車が何台か停まっていて、山仕事であろう人が一人おられた。

その少し先で北に向かう道があったので、それを行くことにした。

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ずいぶん荒れた道で、5分も進んだらもはや前進不可能な状態になってしまった。

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今日はこんなにワイルドな道を行くつもりは無かったので、冬野へ行くのはあっさりとあきらめて引き返すことにした。帰ってから gps のトラックで確認してみたが、ちゃんと地形図の道を辿っていた。地形図の道を頼りにして来たらすでに廃道になっていて痛い目にあったというのはこれまで何度も経験してきたのだけれど、今回もそういう結果になってしまった。

畑へ向かうハイキング道(車道)の案内があったのでそちらに入ったが、この道はぐるっと大回りしている。地図を見るとショートカットの山道があるようなので、それを探してみたところ、それらしき踏み跡が見つかった。しかしこの道もちゃんと続いているのだろうかと不安を感じる道だ。

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しかし10分少々で民家が見えてきた。

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さて、威徳院への道は残っているだろうか・・・。ありました。

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10分少々で無事、威徳院にたどり着いた。

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ここからは車道でも下れるのだけれど、ショートカットの登山道に向かったところ、またもや途中で少しウロウロさせられた。廃道になってはいなかったけれど、不明瞭な分岐があって何度か行ったり来たりして、何とか無事車道に下りてきた。

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明日香の棚田の風景も美しい。

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あとは勝手知ったる道で、石舞台古墳は上からだとタダで見ることができる。

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伝飛鳥板蓋宮跡。背景は甘樫の丘。

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入鹿の首塚。

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甘樫巫神社。祭をやっているようで、そばにおみこしが置いてあった。

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剣池。

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午後3時ちょうどに橿原神宮前駅に到着した。

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出だしからルート迷いまくりでどうなることかと思ったけれど、結果的にはほぼ予定の場所を訪れることができた。

朝は想定外の雨で、午後から晴れるという天気予報もずれて晴れたのは帰りの電車に乗ってからだったけれど、それなりに楽しい一日だった。
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2018年10月09日

和束から野殿へ

先月の台風 21 号の爪痕はかなり大きくて、日帰りエリアの山々では悲惨な情報がたくさん聞こえてくる。このところ週末は天気の悪いことが多かったせいもあって、私も個人的には奥穂高以外では生駒くらいしか行っていない。

先の3連休は月曜日に登山講座の仕事が入っていたので遠出は諦めて、土曜日は不安定な天候の元で陸上クラブ恒例の4時間走大会に参加して(私は2時間くらいしか走っていない)、好天の期待できる日曜日はぜひどこかへと思ったけれど、月曜日に随行を控えているのであまりハードな山行は控えて、和束の茶畑の風景でも見に行こうと考えた。



朝はゆっくりめで9時 15 分に加茂駅を出発した。

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恭仁大橋で木津川を渡る。

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このあたりは何度も来ているけれど、今日はまだ寄ったことの無い恭仁宮跡に向かう。

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畑の間を通って、恭仁宮跡(山城国分寺跡)へ。

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すぐそばにあった「くにのみや学習館」に立ち寄る。係員の女性が私だけのために椅子を出してビデオを見せて下さった。はたして1日に何人くらいの人が訪れるのだろうか。

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前回、加茂から和束へ向かった時は和束川沿いの車道を行って非常に不快だったので、今日は「続・徳川家康追跡マラニック」で走った道を行くことにする。

和束に入ると茶畑の風景が広がってきた。今日はこの道で自転車のイベントが行われているようで、しばしば自転車が追い越していく。しかしさほどシビアに順位を競っているという雰囲気ではなく、走っている台数もさほど気にならない程度だった。

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和束の茶畑の景観は日本遺産だそうです。

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和束の中心エリアに到着したけれど、和束大橋は渡らずに和束川の右岸をそのまま進む。

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橋を渡って東海自然歩道に入ってしばらく登ると、期待の風景が現れた。今日はこれを見るために来たようなもの。

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さらに登って、正面に鷲峰山。

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やはり台風の爪跡(かどうか本当のところはわからなかったのだけれど)はありました。

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標高 550m の茶畑。

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思ったよりも時間がかかってようやく童仙房の車道に出て、このあたりが中心街。

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そして野殿へ。

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ここで陸上クラブの仲間の女性の別邸に立ち寄った。前日に「行くかも」と伝えておいた。たまたま1時前くらいの昼食タイムだったので、お昼をごちそうになってしまった。ごちそうさまでした。おいしかったです。

一息ついて、私は月ヶ瀬に下りるつもり。彼女は練習に行くということで、押原まで一緒に走ることになった。

彼女とは2年前にキャノンボールで六甲を往復したり、今年の2月は雪の京都一周トレイル東山コースを走ったりした。

今年は何と UTMF でマスター部門(50歳以上)で3位になって表彰台に上がり、先日の信越五岳の 100 マイルも完走している。飛騨高山ウルトラマラソンの 72km 部門ではほぼ毎年優勝(2位が一度)で、フルマラソンも毎年自己記録を更新していてサブスリー目前という実力者。

実は背伸びをしたら還暦に手が届きそうなくらいの妙齢なのですが、マルコ・オルモ(イタリア人。かつて UTMB を 58 歳くらいで連覇した)の日本女性版のような人です。

野殿から R163 に出る手前まで約 5km、標高差約 300m を下って、彼女はまた登り返して行った。2往復したそうです。私は一時話題になった道の駅で抹茶のソフトクリーム休憩。

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2時 48 分に月ヶ瀬駅にゴールした。

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ほとんど車道だったので約 29km でした。それにしても暑かった。
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