2018年10月30日

白滝山

日曜日(10/28)は随行で比良の白滝山へ行ってきた。

私にとっては初めての山。当初、講師の先生は西側の坊村からのルートを予定されていたのだが、先月の台風の被害でルートが随分荒れているということで、打見山からの往復になった。



びわ湖バレイロープウェイで上がって、スタート地点は山頂駅。ここの標高がほぼ 1108m で、目的の白滝山の標高が 1022m。目的地の方が標高が低いという変わった行程だった。

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天気が良いので武奈ガ岳がはっきり見える。

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まずはスキー場のゲレンデをどんどん下る。

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標高差で 200m ほど下ってゲレンデの下に着いて、そこからは白滝谷を下る。ロープウェイ山頂駅のそばにはこの道は橋が壊れているのでお勧めしないという案内が出ていた。

いやらしい飛び石で沢を渡って(ポールを借りて何とかしのいだ)、倒木を越えて行く。

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夫婦滝の手前で左の沢に入って白滝山への稜線を目指す。

ここも滑りやすい斜面のトラバースなど、ルートがわりと荒れていたけれど、10 分ほどでオトワ池に出た。幻想的な雰囲気の池。

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稜線を北東に辿って白滝山に向かう。紅葉が美しい。

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11時35分、白滝山(1022m)に到着して昼食にした。

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昼食後はまずはオトワ池に戻って、さらに南へ向かって池めぐり。いくつかの池は「池」というよりは水たまり程度。

複雑な地形で薄い踏み跡を辿って、このあたりで一番大きい長池に到着した。

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このあと長池をぐるっと回った。途中、送電線の鉄塔のある展望場所で北山の展望を楽しんだ。真ん中の一番高い山が峰床山。

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来た道を戻って、夫婦滝に立ち寄る。

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往路で飛び石伝いに渡った所は別の場所から渡った。左の方の浅瀬のあたりが往路で渡った箇所。

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最後にゲレンデを登り返す。

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振り返ると真ん中に白滝山。

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3時過ぎに山頂駅で解散となった。せっかくなので山頂テラスへ寄っておく。

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今年、北側にも新しいテラスができたそうだけれど、あまりの人混みに立ち寄る気にならず、長蛇のロープウェイ待ち行列の横を通って、キタダカ道を歩いて下りる。

キタダカ道は歩いたことが無い(はず)。登山道の入り口を知らなかったのだけれど、リフト乗り場のそばということは聞いていたのでそのあたりを見渡したところ、標識が出ていた。

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台風の影響で道が荒れているという話を聞いていたのでちょっと心配だった。ちょうど入り口にロープが張ってあったので、やはり通行禁止かと思ったところ、よく読んだら登山道なので軽装では入らないようにという注意書きだった。ちょうど3時半に下山開始。

道はまったく問題無く、快調に下りる。クロトノハゲまで15分。何カ所かあった倒木もきれいに切られて整備されていた。

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天狗杉。案内版が出ていたので立ち止まったけれど、これが無ければ通り過ぎていただろう。

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だいぶ下りて道が広くなってから gps で確認したところ、もっと手前に分岐があって、少し遠回りの方に入ってしまっていた。分岐らしきものにはまったく気がつかなかった。それほどの大回りではないのでそのまま下った。

キタダカ道の入り口は4時33分だった。ここには通行困難の案内版があったけれど、実際はまったく問題無し。

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湖西道路をトンネルでくぐって、ほどなく住宅街に入った。びわ湖が目の前に近づいてきた。

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だいぶ駅に近くなってきたので電車の時刻を確認したところ、次の列車まであと10分足らず。走れば間に合うかもと思って少し小走りで進んだけれど、ちょっとムリではないかと思って次の電車を調べたところ、次の列車の15分後くらいに来るようだった。

それならもうそれでいいかと思って歩いて行ったら、駅はもうすぐそこだった。これなら間に合うかもと思ってまたもや走って、改札前でザックから財布を取り出していたらホームの案内が聞こえてきた。

頭の上に列車が入ってくるのを聞きながら階段を必死で駆け上って、ドアが開いている列車に飛び乗った。びわ湖バレイから1時間25分だった。
posted by まつだ at 13:48| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月21日

奥明日香逍遥

「奥明日香」とは明日香村の東部の山間部に点在する集落のあたりの総称で、このあたりはこれまでに何度も通過したことがある。いずれもなかなか味のある雰囲気で、いつかのんびりと散策してみたいと思っていた。

にほんの里100選」というのがあるそうで、この奥明日香もそれに選ばれている。ちなみに我が枚方市では穂谷が選ばれている。

明日香村では稲淵(いなぶち)、栢森(かやのもり)、入谷(にゅうだに)の3箇所を奥明日香の売り出しポイントとしているらしい。

私はこれまでに稲淵と栢森は何度か通っているけれど、入谷は行ったことが無い。そこで今回、この入谷と、以前に一度通ってなかなかいい雰囲気だった冬野(とうの)を再訪して、尾曽(おおそ)の威徳院(いとくいん)に立ち寄ってみようと思った。

今回はあまりルートを厳密に考えていないので、gps にルートは入れてきていない。予定している訪問地にもそれほどこだわるつもりは無く、ルート状況で適当にアレンジするつもりだ。



じつは先月、他の講座の下見で稲淵へ行ったばかりなので今回は稲淵は省いて、壷阪山から栢森に向かうことにした。以前に栢森から高取山の猿石のところへ行った時、途中の分岐にキトラ古墳への標識があって、ちょっと興味をそそられた。

地形図を見てみると確かにキトラ古墳のそばにつながっている道があるので、そこを辿って栢森へ行ってみようと思った。

小雨の中、壷阪山駅を9時15分に出発した。

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ルートがはっきりわからないので地図を見ながらそれらしいところから山道に入ったけれど、間も無く道はほとんど不明瞭な状態になってしまった。

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進んでいる方向も行きたい方向よりは南に振れているのでヤブを適当に北に向かったら、何やら工事現場のような場所で池のあるところに出た。そのそばに山に入っている道があったのでそちらに行ってみることにした。

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しかしこの道も結局南東方向に向かって、しかも車道に出そうになってしまった。結局あきらめて引き返して、最初に山道に入ったあたりに戻ってきた。その後、集落の道を注意しながら道なりに進んだけれど、うろうろした挙げ句、キトラ古墳の公園の裏側あたりに来てしまった。

もう山道はあきらめて車道で栢森へ向かうことにした。その前に展望台から大和葛城山(右)と金剛山(左)。

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何だかんだで1時間以上時間を浪費してしまった。ふと足元を見たら・・・。

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大根田の田んぼでは手作業で稲刈りをしていた。

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車道が終わって峠への山道へ入る。

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峠には高取山への道標が。あの標識の道はここに出てくるのかも・・・。

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ちょうど女綱のところで車道に出た。

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車道を進むと農家レストランの「さらら」。天武天皇の皇后だった鸕野讚良皇女(うののさららひめみこーのちの持統天皇)から取った店名に違いない。この道は持統天皇が30回以上行った吉野行幸で通ったと思われる。

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栢森の加夜奈留美命神社(かやなるみのみことじんじゃ)。式内社。

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車道を入谷の方に向かうと展望台への案内版。1.5kmはちょっと遠いなぁと感じたので適当な場所で引き返そうと思った。

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車道を10分ほど歩いて登って、入谷の入り口へ。

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坂を登って、入谷の集落を眺める。

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集落の入り口から10分で展望台に到着した。ここには大仁保神社(おおにほじんじゃ)がある。

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展望台からの眺めは絶景。望遠鏡が設置されている。椅子とテーブルがあったのでおにぎり休憩にした。

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下り始めた時にちょうど12時になって、おそらく12時の合図であろう音楽が集落に流れた。なんかマイナーなメロディで気分が落ちる感じ。これは変えた方がいいんじゃないだろうか。

また元に戻って、車道を北東に進む。少し行ったら「女淵」(めぶち)という標識があって、車道から少し下った所に案内版が見えたので、そこに行ってみた。

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なるほど、皇極天皇はここで雨乞いをしたのか。沢筋を見下ろすと、

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さらに車道を進んでいると道のそばにいたシカが驚いて駆け抜けて行った。

お次は何と道ばたでイノシシが水たまりに口を突っ込んでいた。私もすぐそばまで気が付かなかったので、お互いにびっくりした。もう少し進んだらまたもや道にイノシシが。これは早々に気付いて走り去って行った。

このあたりのイノシシは臆病なのだろうか。シカは襲ってくることはまず無いだろうけれど、イノシシは突進してくることがしばしばあるので結構恐い。いずれも小さかったけれど。

畑の集落への分岐を過ぎて、「男淵」(おぶち)の標識。

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車道をはずれて沢沿いにしばらく進んでみたがどこが男淵なのかわからずに戻ってきて、この近くから沢を見下ろしたところ、ちょっとした滝が目に入った。これが男淵に違い無い。

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さて、冬野に向かう道はこの少し先から左に入るはず。少し行くと車が何台か停まっていて、山仕事であろう人が一人おられた。

その少し先で北に向かう道があったので、それを行くことにした。

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ずいぶん荒れた道で、5分も進んだらもはや前進不可能な状態になってしまった。

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今日はこんなにワイルドな道を行くつもりは無かったので、冬野へ行くのはあっさりとあきらめて引き返すことにした。帰ってから gps のトラックで確認してみたが、ちゃんと地形図の道を辿っていた。地形図の道を頼りにして来たらすでに廃道になっていて痛い目にあったというのはこれまで何度も経験してきたのだけれど、今回もそういう結果になってしまった。

畑へ向かうハイキング道(車道)の案内があったのでそちらに入ったが、この道はぐるっと大回りしている。地図を見るとショートカットの山道があるようなので、それを探してみたところ、それらしき踏み跡が見つかった。しかしこの道もちゃんと続いているのだろうかと不安を感じる道だ。

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しかし10分少々で民家が見えてきた。

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さて、威徳院への道は残っているだろうか・・・。ありました。

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10分少々で無事、威徳院にたどり着いた。

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ここからは車道でも下れるのだけれど、ショートカットの登山道に向かったところ、またもや途中で少しウロウロさせられた。廃道になってはいなかったけれど、不明瞭な分岐があって何度か行ったり来たりして、何とか無事車道に下りてきた。

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明日香の棚田の風景も美しい。

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あとは勝手知ったる道で、石舞台古墳は上からだとタダで見ることができる。

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伝飛鳥板蓋宮跡。背景は甘樫の丘。

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入鹿の首塚。

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甘樫巫神社。祭をやっているようで、そばにおみこしが置いてあった。

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剣池。

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午後3時ちょうどに橿原神宮前駅に到着した。

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出だしからルート迷いまくりでどうなることかと思ったけれど、結果的にはほぼ予定の場所を訪れることができた。

朝は想定外の雨で、午後から晴れるという天気予報もずれて晴れたのは帰りの電車に乗ってからだったけれど、それなりに楽しい一日だった。
posted by まつだ at 16:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月16日

大天井ヶ岳

日曜日(10/14)は大峰の大天井ヶ岳へ行ってきた。

実は大天井ヶ岳はほんの2ヶ月前に行っている。それなのにまた何故かと言うと・・・。

私が関西エリアで今一番行きたいのは吉野から高野山へ行く「弘法大師の道」。弘法大師が高野山を開く時に吉野から辿ったのではないかと言われている道で、全長約 55km。ただし史料として残っているのは「吉野より南に1日、西に2日。高野へ」ということくらいで、本当にこの道を辿ったのかどうかはまったくわからない。

しかし地形的に見るとこのルートはきれいに稜線を辿っており、谷筋を辿るということはまずあり得ないので、詳細はわからないにしても妥当なルートではないかと思う。

この道は長らく忘れ去れたような状態だったのだけれど、奈良県も絡んでこの道を再生しようと、ここ何年か毎年5月あたりにトレランのレースが開催されている。よくこんなルートでレースを開催するなぁという感じだけれど、一般登山者があまり歩かないような道だからレースが開催できるということかも。

レース前日は吉野の宿坊に泊まって、朝6時に金峯山寺をスタート。途中でいくつかの関門があって、ゴールのリミットは午後8時。トップ選手は7時間半くらいでゴールするようで、参加選手のレベルに若干の違いはあるけれど、おそらくハセツネよりも厳しい。

このルートはずっと稜線を辿るので途中で自然の水を得られる場所が無い。そういう意味ではこのレースに参加するのがもっとも安全に辿れる方法なのだけれど(途中にエイドポイントがあるので)、もはや今の私にはそれだけの体力も気力も無い。

個人的にやるとしたらテント泊の1泊2日ということになるだろうが、それも決して楽ではない。小辺路のようにはいかない。

いずれにしてもいきなり本番というわけにはいかないので、2ヶ月前の大天井ヶ岳もこのルートの一部下見が主たる目的だった。

地図を見ているとどうしても道の不明瞭な部分が気になるのだけれど、実は序盤の吉野から大天井ヶ岳までも重要ポイントである。道は大峰奥駆道なのでしっかりしているけれど、ルート上で最も標高の低い吉野から最も高い大天井ヶ岳まで、標高差で 1000m 以上登らなければならない。距離も 15km 近くある。

青根ヶ峰から吉野は一度下ったことがあるけれど、登ったことは無い。

そこでこの部分を肌で感じるべく、出かけることにした。



5時3分の始発電車に乗って、吉野に到着したのは8時前だった。電車を降りたのはほんの数人程度。

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駅前のベンチで準備を整えて、8時13分に出発した。

ロープウェイ駅を過ぎて階段を上がった所に鳥居があって、そばに「近道」という案内が出ていた。青根ヶ峰から下った時はほとんど車道をそのまま下ったように記憶している。

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その案内の方に行ったところ、ほとんど車道をショートカットして、12分くらいでロープウェイの上の駅まで来た。

そのまま進んでまずは黒門。

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そして銅製の鳥居。

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メインストリートはまだ朝が早いせいか、閑散としている。いずれにしても吉野に観光客が訪れるのはほとんど桜のシーズンだけのようだ。

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今日はあまり寄り道はせずに行くつもりだけれど、金峯山寺の蔵王堂は寄っておく。

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しばらく進むと Kobo Trail のテープマーク。

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金峰神社はパス。

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この先から登山道になって、青根ヶ峰から下った時に休憩した東屋のある所。

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高城山もパスして、前回、青根ヶ峰から下りてきた所。昔はここが女人結界だった。

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前回、青根ヶ峰に登った所を過ぎて、そこから先は初めてのルートになる。少し車道を行くと右の山道に案内表示が出ていた。

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少し登って、また下って、結局先ほどの車道に出た。しばらく車道を進むと、左に道標が。ここから四寸岩山(しすんいわやま)への登りになる。

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四寸岩山の山頂に近づいた頃、エンジン音が聞こえてきた。何と、登山道を整備されている方がおられた。こんなところまで草刈り機を運んでこられたのだろうか。

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このすぐ横が四寸岩山の山頂(1235.9m)だったので、ここから左に入った。10時51分。出発から2時間40分だった。展望はまったく無し。

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山頂から少し下りた所でまた登山道を整備されている方がおられた。「ありがとうございます」とお礼を言って通り過ぎた。

やや下り気味に進むと足摺宿。なぜか管理者は滋賀県の方。

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このあたり、登山道の右側は杉の植林で、左側は自然林(ブナ?)という対照的な風景。

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標高で 1050m くらいまで下った頃、また車道に合流した。

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すぐにまた登山道になって、結構な急登もあったりして、二蔵宿。ここは中にはストーブもあって、きれいに管理されている。ここも管理者は滋賀県の方。

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そしてここに分岐があった。まっすぐ道なりが山上ヶ岳で、大天井ヶ岳は右に上がることになっている。奥駆道はずっと一本道と思っていたので、あわてて地図で確認したところ、道なりに進むと大天井ヶ岳をトラバースして五番関に出るようだ。そう言えば五番関にそんな道標があったような気がする。

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次第に登りの傾斜が急になってきて、木を切り出すレールが出てきた。先日、大天井ヶ岳の山頂直下にあったものに違いない。

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トリカブト? ピンボケ。

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山頂に近づくと道も厳しくなってきて、滑りやすい岩肌に古いロープが垂れ下がっているような場所が何カ所かあった。

12時28分、出発から4時間15分で大天井ヶ岳の山頂(1439m)に到着した。ここも展望は無し。

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大天井ヶ岳は知名度では山上ヶ岳や八経ガ岳などには劣るけれど、登りごたえのある立派な山だ。

今日、初めて腰を下ろしておにぎり休憩にしたとたん、10人くらいのパーティがやってきた。そそくさと下山に移る。

実は12時までに到着したら小南峠を経由して北側に周回しようかと思っていたのだけれど、思ったよりも距離があったので来た道を戻ることにする。

下山開始から40分くらいで車道のところまで戻ってきた。さてこれからどうするか? 登山道だとまた四寸岩山までまた標高差で 200m ほど登り返さなければならない。部分的には急坂もあったのを覚えている。地図を見ると車道は若干大回りにはなるけれど、ほぼ同じくらいの標高で青根ヶ峰まで続いている。

かなり迷ったけれど、もう消化試合なので車道を走ることにした。所々にススキ。

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ちょうど四寸岩山の下あたりにワゴン車があって、登山道の整備をされていたと思われる二人がおられた。横の斜面には階段が設置されていて、ここから登ってこられたようだ。車は滋賀県ナンバーだった。

今日、初めての展望らしい展望。水墨画のような幻想的な光景だ。どれかが高野山。

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振り返ると、山頂に雲がかかっているのがおそらく大天井ヶ岳。右の三角が山上ヶ岳?

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行きに登山道に入った箇所まで、車道に出てから40分ほどで戻ってきた。登りは山道で1時間20分くらいだったので、もし山道を下っていたら1時間10分くらいはかかったと思う。良かった良かった。

ちょうどここの後ろに掘っ立て小屋があって、そこがトロッコレールの起点だった。

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下りは登山道部分以外はほとんど走って、花矢倉展望台にはちょっと寄り道。

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手前は吉野の集落。奥は金剛葛城山系。二上山は見えにくい。

別の場所からは北に龍門岳。

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メインストリートはそれなりの観光客もおられたので早歩きくらいで通過して、午後3時16分に駅に戻ってきた。車道を走ったせいで大天井ヶ岳からの下りは2時間半ちょっとくらいで、トータル約30km、ほぼ7時間だった。

駅のホームには「青の交響曲」が停まっていた。もちろん私は普通の急行で阿部野橋へ。

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さて、2ヶ月前と今日の下見を踏まえて、本番をどうするか・・・。一番感じたのは、重荷を背負っての縦走は避けたいということ。途中に給水ポイントがあればいいけれど、水をたくさん背負っての歩きは今の私には難しい。

妥当な手段はかつてダイトレ全コースを行ったやり方だろうか。終電前の電車でスタート地点に着いて、夜を徹して走る(歩く?)というもの。

しかしダイトレをやったのはもう5年前のこと。その頃の経験はもはや参考にはならない。いや、そんな経験に頼ってはいけない。

ただ、ここ2年ほどテント山行を何度かやった経験から考えると、重荷を背負うよりは軽装で走り(歩き)続けるスタイルの方が自分には適しているとは感じている。

大天井ヶ岳までは夜間行動でも問題無いので、6月くらいの、4時を過ぎると薄ら明るくなってくる季節であれば、弘法大師の道に入る頃は少し明るくなっているだろう。

やるとするなら来年というのが妥当なところだけれど、果無山脈を敗退した時と同じように、思い立つと我慢できなくなるところがある。ダイトレも11月後半という夜の長い時期に行っている。

さて、どうするべきか・・・。
posted by まつだ at 20:14| Comment(0) | トレイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする