2017年03月15日

山上ヶ岳

日曜日は雪の大峰シリーズ第三弾で、山上ヶ岳へ行ってきた。大峰三度目にしてようやく好天が期待できる条件だった。

正月に敗退した経験から、今回はトレッキングシューズ、そして新たにアマゾンで購入した中国製の 10 本爪アイゼンで出動した。

しかし気温は思ったより高めに感じたので、前日に用意しておいた山スキー用のジャケットはやめていつもの雨具にして、ピッケルもやめて山スキー用の折りたたみ式ピックの付いたストックを右手に持って、左は普通の山スキー用ストックにした。

これまで通り、途中のコンビニで朝食とコーヒーをとって、またしても道を間違えたりして(毎回、違う所で間違える)、洞川温泉を越えて奥に向かった。

母公堂(ははこどう)から先は冬は通行止めということになっているらしいが、実際には轍があって、結構車が入っている。

この奥にも駐車場があるのだけれど、ムリに入って面倒なことになっても困るので、母公堂の前の駐車場に停めることにした。ここからなら歩いてもそれほど大した距離ではない。



歩き出したのは6時 50 分だった。

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前の二回とは違ってすでにすっかり明るくなっている。

しばらく車道を行くが、路肩に車が何台か止まっている。洞川温泉の手前でも路肩に多くの車が止まっていたけれど、どうも釣り客のようだ。

20 分少々で清浄大橋に着いた。

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ここにも大きな駐車場があった。1日 1,000 円の有料だが、誰もいなかった。車は2台ほど停まっていて、先ほど車道で横を走って行ったと思われるワゴンが深雪にスタックしていたが、お手伝いをしている時間は無いのでさっさと通り過ぎた。

さて、山上ヶ岳はおそらく日本で唯一残っていると思われる女人禁制の山。ここから先は女性は入れない。

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しばらく木の階段が続く。

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そろそろ雪が出てきた。

出発してちょうど1時間で一本松茶屋。

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この中でアイゼンを着けようと思っていたら、中で二人パーティがアイゼンを着けていたので、そのまま素通りした。

いよいよ完全に雪道になってきたので、道ばたでアイゼンを着けた。初めてのアイゼンで、バンドの締め方は練習してきたつもりだったのだけれど、いざ本番になると忘れてしまっていた。

樹林帯で展望はほとんど無いけれど、空は快晴だ。

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大きな岩につららがかかって、岩陰に小さなお地蔵さん。

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せっかくの好天で気持ちいいのだが、どうもアイゼンの具合が良くない。締め方が正しくないのか、ずれてきている感じだ。

ずれている箇所に木の枝をはさんだりしてみたけれど、すぐに取れてしまった。

冬用のプラブーツで履いていたような本格的なアイゼンではないので、あまり信用できない。チェーンスパイクよりはマシという程度だ。おそらくこの程度の山が使用できる限界だろう。2000m を越えるような山では使えない。

歩き出して2時間ちょっとで洞辻茶屋に出た。

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振り返ると、左に大天井ヶ岳、右は小天井ヶ岳。

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洞辻茶屋の建物を抜けると右側に仁王像。目つきが恐かった。

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この先の分岐で左に入ったが、少し登るとロープが張ってあった。しかしその先にもトレースがあったので、そのまま登ったのだが、急斜面の木の階段は朽ちていておまけに雪がかぶっている。トレースも消えた。

ストックのピックを使って強引に這い上がったが、どうもここは行ってはいけない箇所だったようだ。

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ここを過ぎると、またしっかりしたトレースに合流した。

いよいよ大峰山寺のエリアへ。

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お寺の建物と、おそらく山上ヶ岳のピークであろう山容が見えた。

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山門をくぐる。

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少し行くと開けた地形になっていて、山頂は右側のようだ。

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10 時ちょうどに山頂(1719.4m)に到着した。

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山頂は展望があまり無いので、少し下りた開けたプラトーで腰を下ろした。

正面は八経ヶ岳と弥山、右が稲村ヶ岳。

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単独行の方が一人、休んでおられたが、おそらく一人で静かな方がいいだろうと思って(私ならそうなので)、少し離れた場所でおにぎり休憩にした。

10 分ほどで腰を上げて、当初の予定だった大普賢岳の方へ向かおうとした。

が、まったくのノートレース。

無雪期でもそこそこの距離があるのに、まさか一人ラッセルで進む気にはならない。

と言うことで、あっさりと戻ることにした。

行きにパスした西の覗に寄ってみる。

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どれくらいの崖なのかわからないくらい落ち込んでいる。

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行きに登った間違った箇所は正しいルートを下った。しかしここも部分的には雪の不安定な箇所もあって、おもちゃのようなアイゼンではあぶない斜面だった。

そうしたら下から上がっている単独の人に出会った。一本松茶屋で出会った二人パーティと思ったのはたまたま一緒になっただけだったのだろうか。

さらに洞辻茶屋の手前でももう一人に出会った。

結果的に、この日に山上ヶ岳を登ったのは私を含めてたったの四人だったようだ。こんな快晴の日曜日にこんなに登山者が少ないとは思わなかった。

大普賢岳を止めたので、かわりに大天井ヶ岳へ向かってみようかと思った。しかしここもノートレース。

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少し進んでみたけれど、思い湿雪でスネまでもぐるので、これはムリだと思った。

登山口には 12 時 15 分に下りてきた。

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また車道を歩いて、12 時 35 分に母公堂に戻った。

山上ヶ岳なら冬でも天気が良ければかなりの登山者がいるのではないかと思っていたけれど、予想外に静かな登山が楽しめた。登山者が少ないおかげで大普賢岳へは行けなかったけれど、快適な山行だった。
ラベル:登山
posted by まつだ at 11:40| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

鍋尻山

3/10(金)は鈴鹿の霊仙山の南にある鍋尻山(なべしりやま)へ行ってきた。今回も名前を聞くのも初めての山だった。



古い登山地図では河内風穴のそばから登山道が出ているが、もう少し先の山女原(あけんばら)までタクシーで行った。すでに人は住んでいないらしい。

小雨の中で出発の準備。

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いきなり急斜面をぐいぐい上がる。どうも最近の登山講座はこういうパターンが多いようだ。

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途中の大きな杉の木のたもとには小さなお地蔵さん。

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いよいよ雪が多くなってきて、トレースの無い急な斜面を這いずり上がる。

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少しなだらかになった所で見えたのは鍋尻山の山頂か?

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昼過ぎに鍋尻山(838m)に到着した。

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今日のコースは下山が長い。

昼食後、南側の保月を目指して下るが、かなりの積雪(数十センチ)で足元がずぶずぶ沈んで苦労させられた。

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40 分くらいで無事、保月に下り立った。

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あとは多賀大社を目指して林道をひたすら進む。序盤は除雪されていない。

地蔵峠には立派な杉と祠。

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このあと少し林道をショートカットして、除雪された箇所に出た。

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杉峠にはご神木。

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午後4時にようやく調宮神社(ととのみやじんじゃ)まで下りてきた。

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ここからはひたすら車道で多賀大社を目指す。

途中で山の彼方に鍋尻山を望むことができた。

ちょうど鍋を逆さにしたような山容なのでそう呼ばれるようになったらしいが、まさにそういう眺めだった。

左右の山の間の遠方に見えるのだけれど、写真では雲の白さとかぶってよく見えない。

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多賀大社駅に到着したのは4時 45 分くらいだった。
ラベル:登山
posted by まつだ at 15:25| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

山幸橋から鷹峯

昨日は京都一周トレイルの講座で山幸橋から氷室を経て鷹峯まで歩いてきた。



地下鉄北山駅から登山口の山幸橋まではタクシーに分乗して、すぐに登山道に入る。

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天気は良いけれど気温は低い。

盗人谷(ぬすっとだに)に沿って進む。

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大きな倒木。

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1時間少々登ってようやく峠に到着した。

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ここから十三石山方向に少し登った場所に展望台があるらしい。

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なかなかの急登だったけれど、行った甲斐があって展望は素晴らしかった。正面は比叡山。

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峠に戻ってほどなく氷室の集落へ。

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私が通っていた中学はここ氷室が校区で、同級生に氷室から通っている男子がいたが、どうやって通っていたのかは思い出せない。

コースから少し離れて氷室跡へ。ちらほらと雪が舞ってきた。

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このコースは個人的には何度も通っているけれど、氷室跡に来るのは初めてだ。ただの穴ぼこ・・・。

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ここで昼食をとって、あとは車道でほぼ下り。

まずは氷室神社へ。ここもこれまでは前を通過するだけで、中を訪れたことは無かった。

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かなり由緒のある神社のようだ。冷蔵庫の無い時代、氷を長期間保存しておけるというのは貴重な場所だったに違い無い。

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そこそこ車が通る車道を行く。

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京見峠を少し越えたあたりで京都市内が眺められる。

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峠の茶屋はもう営業していない。

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車道から分かれて長坂道へ入る。ここも舗装道路だけれど、あまり車は走っていないようで、そこそこの風情は残っている。

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首無し地蔵。

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千束の坂の下に出て、坂は土道で上がる。

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坂を上がったところに然林房(ねんりんぼう)。このあたりの出身の人間だけれど、もはや記憶に無い。

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この少し先の鷹峯のバス停で解散となった。

私はこのあと賀茂川に出て、出町柳まで歩いて帰った。

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ラベル:登山
posted by まつだ at 11:26| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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